縁について書きましたが

だっ丹羽君が秋田に来てここらぼにくるんだよ?私はなんで予定が入ってるんだ…ちーん


アーティストトーク「丹羽良徳/可能性としての断絶」 
3月24日(土)
【 丹羽良徳トークイベント「可能性としての断絶」 】

 〈日時〉3月24日(土)18:00 - 20:00(17:30開場)
 〈会場〉ココラボラトリー
 〈料金〉\500

歴史、国境、経済等の社会的断絶により出会うことの無かった者同士が出会う場を、
現実社会の中で設定する。その場へ自ら身を投じながら、そこから感じ取れる違和感
や異質な状況を用いて今日の社会像を照らし出す、丹羽良徳の芸術活動。
今回は新作の「さっきすれ違った人と結婚するかと思った」(2012年)の制作背景
を軸に、近年に制作した作品の映像を交えて、自身の芸術活動の原点をお話する予定
です。
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● 丹羽良徳の新プロジェクト
「さっきすれ違った人と結婚するかと思った」(2012年)

近年、人口1,000人当たりの婚姻組数(婚姻率)が全国ワーストであった秋田県
市街地に「さっきすれ違った人と結婚するかと思った」と書かれた大型広告を掲示
します。一見、市民の淡い恋心をくすぐるようなメッセージに見えても、近年の
晩婚化や未婚化の状況下では、結婚したくとも経済的に精神的に結婚でいない現状
に対する冷ややかな皮肉と映るかもしれません。
また、街ですれ違いという、どこにでもあり得るシチュエーションから結婚を想像
するという時空的な飛躍を用いて、人生のあらゆる可能性は自身の小さな決断に
よって支えられていることを示唆しようと試みます。このように様々な受け取り方
のできるメッセージを匿名で送ることによって、社会の中での人と人の出会いを
浮き上がらせ、「出会い」を再考するきっかけを作ろうとしています。
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[作家プロフィール]
丹羽良徳 Yoshinori Niwa(アーティスト)
 
1982 年愛知県生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒。
不可能性と 交換行為を主軸し、国内外の公共空間で、地域や社会への介入を試みる
パフォー マンスやプロジェクトを発表。
展覧会などの発表は欧州、北米、南米、アジアなど20ヶ国以上。
主な作品に、
東ベルリンの水たまりを西ベルリンに移しかえる「水たまりAを水たまりBに移しかえる(2004)」、
ヘルシンキで泥棒に銀行強盗をお願いする「泥棒と文通する(2010)」、
東欧革命を知らない若者と社会主義者を結びつける「ルーマニア社会主義者を胴上げする(2010)」など。

展覧会に「複合回路 vol.3アクティヴィズムの詩学」(2010年、ギャラリーαM)
「Double vision: Contemporary Art From Japan」(2012年、モスクワ市立近代美術館)など。
参加アーティストインレジデンス事業に、国際芸術センター青森(2011年青森市
HIAP-Helsinki International Artist-in-residency Programme(2010年、フィンランド)など。
また、2007年には公共空間を活用した国際芸術 祭「Artist as Activist」などを企画。

http://www.niwa-staff.org/
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主催:「干渉者は異邦人」実行委員会
協力:ココラボラトリー

◎お問い合わせ/チケットのご購入はココラボラトリーまで
 TEL: 018-866-1559 Mail: info@cocolab.net